学生から社会人になるにあたって、不安なことはたくさんあると思います。特に言葉遣いなどのマナー的な要素に不安を覚えることも少なくないと思います。しかしいくら頑張っても、社会人としてあるいはビジネスの場での正しい言葉遣いを一朝一夕で身につけることはできません。

 

今までにバイト先などで正しいと思って使っていた丁寧語や敬語はありませんか。「なるほどですね」や「とんでもないです」という言葉を使っていたという人も少なくないかもしれません。

 

でもこの2つは実は間違った言葉遣いなのです。

 

「なるほどですね」は、本来目上の人には使ってはいけないのです。「おっしゃる通りです」が一番無難でしょう。「とんでもないです」も、「とんでもないことでございます」が正しい使い方です。このように、学生時代には当たり前に使っていた言葉をそのままビジネスの場で使うと、相手にとって失礼にあたる可能性もあるのです。

では、どうすればよいでしょうか。入社してからしばらくは新入社員研修などで、マナー研修の一環としてビジネス敬語やビジネスの場に適した言葉遣いを教えてもらう機会があると思います。正しい言葉遣いを知ることはとても大切なので、そのような機会を大切にしてください。しかし、それだけでは正しいビジネス会話ができるようにはなりません。実際にはどのように使われているかを知ることが大切なのです。
そのために一番よいのは、上司や先輩の言葉遣いをよく聞くことです。社内には、生きたビジネス会話が飛び交っています。例えば先輩や上司が取引先と電話している最中の会話にも、参考になることはたくさんあります。何か作業を任されているときでも、先輩が電話で話している会話に耳を傾けることは可能です。

 

そのようにして、少しずつ正しい言葉遣いを習得していけばよいのです。また、実際にビジネスの場で使われている言葉を聞くことは、座学で学んだことをより理解することにつながります。

仕事もマナーも覚えることがたくさんあって大変ですが、早く身に着けてビジネスマンとして立派に成長していきたいですね。